目次
平和学の展開とグローバル化―「平和」と「人権」をめぐって
第1部 世界平和と国際機構(ノーベル平和賞と国際機構;文化多様性と平和;国際刑事裁判所(ICC)における被害者信託基金―平和構築の予備的考察
国際機構によるメンバーシップ制裁の進展と紛争解決)
第2部 紛争解決への外交政策(核不拡散レジームと日本外交―核の傘の下の被爆国;核不拡散レジームとインド―印米原子力協力のその後;東アジア国際関係の現状分析と展望―「中国問題」の現実的解決に向けて;新興国の人道外交―トルコの取り組みを事例として;コソヴォ紛争に関する議会分析とアメリカの「反戦」―言説分析と投票行動分析を中心に;ヨーロッパ統合と平和―EU共通外交安全保障政策からの一考察)
第3部 新たな平和への挑戦と対応(水資源・紛争・平和;オルタ・グローバリゼーション運動のビジョン―水正義運動の事例から;「モバイルな」国境と領域秩序の変容―国境機能の内部化と外部化を手がかりとして;普遍主義に内在する格差醸成とテロ誘発作用への対応の必要性)
著者等紹介
西海真樹[ニシウミマキ]
社会科学研究所研究員、中央大学法学部教授
都留康子[ツルヤスコ]
社会科学研究所客員研究員、上智大学総合グローバル学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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