内容説明
A.スミス、E.バーク、J.S.ミル、J.J.ルソー、P.J.プルードン、Ф.И.チェッチェフ、安藤昌益、中江兆民、梯明秀、P.ゴベッティなどの思想と体制との関わりを究明。
目次
スミスの同感理論とホルクハイマーの啓蒙批判
フランス革命とイギリスの思想家たち―体制擁護と変革の思想
エドマンド・バークと主権国家―ウエストファリア体制擁護の論理
J・S・ミルの体制変革思想―選挙浄化をとおして
「ジュネーヴ市民」ルソー―『人間不平等起源論』から『社会契約論』へ
ルソー型国家とジャコバン型国家との不連続―ルソーの一般意志論とロベスピエールの論理
プルードンの連合主義理論形成過程
Ф・И・チェッチェフとクリミア戦争―東方正教帝国復興構想の軌跡
ソ連邦における体制擁護と革新の系譜
ロシアにおける「第三の道」としてのユーラシア主義〔ほか〕
著者等紹介
池庄司敬信[イケショウジケイシン]
「体制擁護と変革の思想」研究チーム幹事
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