目次
序章 イスラーム法理解の現代的状況
第2章 イスラームとイスラーム社会の構成原理
第3章 イスラーム法の法源
第4章 イスラーム法の法律学的特質
第5章 イスラームの国家
第6章 イスラームの国際法
第7章 イスラームの一夫多妻制
第8章 婚姻法におけるイスラーム的契約の思想
第9章 妻の地位の法的保障
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Shun
7
大学でキリストの精神について学ぶことはあっても、イスラームの精神については学ぶことが無かった。ISISによるカリフ制復活の戦闘行為が始まって、いっそう、イスラームの方々は誤解されることが多いのではないかと感じていた。 イスラームの世界では神が真の立法者であり、シャリーアが最高法規である。各イスラームの国が定める西洋法的意味の実定法はカーヌーンと呼ばれ、規則でしかない。日本では憲法は最高法規であると言われるが、果たしてそれは本当なのかという疑問さえ投げかけられる本だった。2018/08/15
Arko
0
150925 第5章まで2015/09/25
枕流だった人
0
改訂増補版