内容説明
本書は、明治以降における日本の戦争と法律学が天皇制軍国主義を軸としていかなる展開をしたか解明しようとしたものである。
目次
第1章 序論―天皇制軍国主義(日本の軍事的冒険と人権論;天皇制国家;フランス型軍制とプロイセン型軍制との対立 ほか)
第2章 日清戦争と法律学(宣戦布告なき開戦;条約改正と国際法;「文明戦争」としての日清戦争 ほか)
第3章 日露戦争と法律学(日清戦争と日露戦争の相違;日露戦争と第一回ハーグ平和会議(Hague Peace Conferences)との関係
日露戦争と第二回ハーグ平和会議との関係)
著者等紹介
白羽祐三[シラハユウゾウ]
1925年静岡県に生れる。1950年中央大学法学部卒業。現在、中央大学名誉教授・法学博士
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