日本比較法研究所翻訳叢書<br> 国家の非公然活動と国際法―秘密という幻想

個数:

日本比較法研究所翻訳叢書
国家の非公然活動と国際法―秘密という幻想

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ A5判/ページ数 279,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784805703458
  • NDC分類 329
  • Cコード C3332

内容説明

本書では世界秩序のデザインにとって“covert action”がどこまでいかなる理由で認められうるか、また国際的政策決定過程において少なくとも完全には禁止されるわけではないとしても、それらの活動を行う場合に世界秩序における価値を実現するためにどのような点に配慮することが国際的に求められるか、またそれらの活動を行うことによって国内憲法秩序の基本的価値の実現を阻害しかねないようないかなるインパクトが生じるか、そしてそのインパクトを最小限に止め、行動の秘匿性を維持しながら同時に政策決定者の責任を問う可能性を確保し、それら秘密工作が濫用されることのないようにするため、アメリカにおいて大統領府と議会との間のいかなる手続的な調整が行われているかが検討されている。

目次

第1章 問題の所在 概念と文脈
第2章 国際法の基本法決定過程―規範の定立とその適用
第3章 積極的非公然活動の国際法規制
第4章 非公然活動に対する対抗手段の国際法的規制
第5章 対抗措置と非公然活動
第6章 アメリカの国内手続
第7章 非公然活動の将来―その展望とささやかな指針の提言

著者等紹介

リースマン,W.マイケル[リースマン,W.マイケル][Reisman,W.Michael]
1939年米フィラデルフィア生まれ。ヘブライ大学法学士(LL.B.1963年)、イェール大学法学修士(LL.M,1964年)、イェール大学法学博士(J.S.D.,1965年)、コネチカット州弁護士会(1964年)、フルブライト奨学生(オランダ・ハーグ、1966‐67年)、イェール大学ロー・スクール準教授(1969‐72年)、同教授(1972‐82年)、同ホッフェルト(Hofeld)教授(1982‐1998年)、同マクドゥーガル(McDougal)教授(1998年、現在に至る)

ベーカー,ジェームス・E.[ベーカー,ジェームスE.][Baker,James E.]
国務省法律顧問局法務官

宮野洋一[ミヤノヒロカズ]
中央大学法学修士(1980年)、中央大学法学部助手、同助教授を経て、現在、中央大学法学部教授。この間、1992‐93年イェール大学ロー・スクール客員研究員、1993‐94年ケンブリッジ大学国際法研究所(RCIL)客員研究員を勤める

奥脇直也[オクワキナオヤ]
東京大学法学修士(1971年)、東京大学法学博士(1976年)、東京工業大学助教授、同教授、立教大学法学部教授を経て、現在、東京大学大学院法学政治学研究科教授。この間、1990‐91年及び1997‐98年イェール大学ロー・スクール客員研究員を勤める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。