感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
コットン
84
祖母が与謝野晶子で銀行に勤務しながら、ラテン語と日本語の関係について書き、ひたすら真面目に考察している600ページ弱のトンデモ本。著者の解釈ではいずれかの時期にラテン語を日本語が借用したか関連を有する言語ということになるとしてラテン語と日本語の対応関係が作られている。例えばfuse→伏せ、centumケントゥ(ム)←見当、aioアイオ→あいよ、corvusコルウ(ス)→カラス、coclusククル(ス)→かっこう、mercesメルケ(ス)→もうけ、aboleoアボレオ→あばれる等。ここまで極めればご立派❗️2022/04/11
たろーたん
2
ゆる言語学ラジオで水野さんが紹介していた奇書。日本語の起源がラテン語に由来するというトンデモ本。例えば、Allavo(アッラウォ)→洗う、battuo(バットゥオ)→ぶつ、aegreo(アエグレオ)→あえぐ、esca(エスカ)→えさ、gustus(グストゥ)→ごちそう、saepio(サエピオ)→遮る、canto(カント)→語るなどがある。ちなみに、与謝野晶子の甥にあたり、麻布高校→東大法学部を卒業、野村證券にも勤務した経験を持つ、エリート中のエリートがこれを書いてるのか…。2023/06/25




