内容説明
本大学人間学研究所では、昨年に引き続いて「いのち」の問題を取り上げ、それについていろいろと考察がなされました。今年は特に「小さないのち」、つまり小さな人々のいのちや人間性や人権などがこの日本の社会の中のいたるところで傷つけられ、無視され、ないがしろにされていることに注目し、このような非人間的なことが少しでもなくなっていくことを念願しつつ、「小さないのち」へのやさしさを訴えることにしました。
目次
小さないのちへのやさしさ
「小さき者」のやさしさ
サンパギタの薫る国から
「精神薄弱者」の人としての尊厳
病める子供たち
生命の未来は私たちの手に
子どもを傷つけないで