内容説明
スペインで「詩人の守護聖人」と称される十字架の聖ヨハネは、日常生活の中でキリストとの愛の交わりを生きた人であった。インターネットやAIが発達する現代において、神への信仰を生きることの意味を聖人の思想、生涯のうちに探る。
目次
第1講話 跣足カルメル会士としての十字架の聖ヨハネ
第2講話 十字架の聖ヨハネの霊性の主な側面
第3講話 信仰による照らし
第4講話 愛による変容
第5講話 媒介の使用
第6講話 潜心と内省
著者等紹介
サルバドル,フェデリコ・ルイス[サルバドル,フェデリコルイス] [Salvador,Federico Ruiz]
1933年スペイン、パレンシア生まれ。1950年跣足カルメル修道会へ入会。1957年司祭叙階。ローマのカルメル会国際神学院テレジアーヌム教授。2018年10月27日マドリードにて帰天。享年85歳
九里彰[クノリアキラ]
1949年生まれ。1981年上智大学大学院哲学専攻、博士後期課程修了。1990年カルメル修道会入会。1997年司祭叙階。1999~2002年スペイン留学。2011~2017年カルメル修道会管区長。現在、カルメル修道会金沢広坂修道院院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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