内容説明
本書は、月刊誌「家庭の友」(サンパウロ発行)に5年間にわたって連載された原稿をまとめたものである。聖書の中でイエスが語られる有名な「たとえ」話に関する解説が、イエスの思いに触れ、味わうことができるように簡潔にまとめられている。日々の生活の手引き書として最適である。
目次
「たとえ」で語るということ
迷い出た羊のたとえ(マタイ18・10‐14)と見失った羊のたとえ(ルカ15・1‐7)
種を蒔く人のたとえ(マルコ4・2‐8)
成長する種のたとえ(マルコ4・26‐29)
からし種のたとえ(マルコ4・30‐32)
パン種のたとえ(ルカ13・20‐21)
毒麦のたとえ(マタイ13・24‐30)
宝のたとえ(マタイ13・44)と高価な真珠のたとえ(13・45‐46)
網と魚のたとえ(マタイ13・47‐50)
家と土台のたとえ(マタイ7・24‐27)
広場で遊ぶ子供たちのたとえ(マタイ11・16‐19)
愛のわざに神のゆるしを見る(ルカ7・36‐50)
善いサマリア人のたとえ(ルカ10・25‐37)
断られても願い続ける人のたとえ(ルカ11・5‐8)
やもめと裁判官のたとえ(ルカ18・1‐8)
愚かな金持ちのたとえ(ルカ12・13‐21)
実のならないいちじくの木のたとえ(ルカ13・6‐9)
著者等紹介
澤田豊成[サワダトヨナリ]
聖パウロ修道会司祭。1965年東京都に生まれる。1994年聖パウロ修道会にて終生誓願宣立。1996年教皇庁立グレゴリオ大学神学部修士課程修了(聖書神学専攻)。同年司祭叙階。現在、日本カトリック神学院、聖アントニオ神学院講師。各地で講座・講話などをおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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