内容説明
イエズス会司祭であり、教育者であった著者は、ミッションスクールの教育の現場で、また自分自身の日常の中でイエス・キリストについて追及し、またそれを生徒たちに伝えてきた。彼が遺したものは、この世だけですべてが完結するのではなく、人は「希望のかなたへ」へと招かれているということであった。
目次
第1章 教育と家庭の絆(無条件に愛されることと子どもの成長;地の塩、世の光;教育と養成―Holistic Formation;聖母マリアと家庭;放蕩息子のたとえ話と私たち;新しいキリストの家族;神の似姿である人間;信仰宣言と追悼;主のご降誕)
第2章 希望のかなたへ(ナザレのイエス;「貧しい人々は、幸いである。神の国はあなたがたのものである」;十字架と宣教;ゲツセマネと主の十字架;時間と心;ある春の日に;赦しと主の愛;三位一体の神;「わたしはある。わたしはあるという者だ」という神の名;キリストの聖体)
著者等紹介
牛尾幸生[ウシオユキオ]
イエズス会司祭。1951年兵庫県西宮市生まれ。1977年イエズス会入会。1987年司祭叙階。1988年より泰星学園、1992年より広島学院で教鞭をとる。2001~07年イエズス会古江修道院院長。2006~13年広島学院理事長。2012~13年イエズス会広島共同体院長を歴任。2018年帰天(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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