内容説明
第二ヴァティカン公会議(1962~1965)は、永いカトリックの歴史においても、画期的な出来事であった。これを契機にカトリック教会はさまざまな分野で大きな変貌と飛躍をとげた。だが、それには多くの苦しみが伴われ、今もその苦しみは続いている。この公会議への道を拓くことになった思想家たちの著作、また現代のカトリック思想を代表する著作を幅広く紹介するとともに、わが国の研究成果を紹介し、21世紀を迎えるカトリック思想の発展に資することを目指して、この叢書を刊行する。
目次
第3部 救いの物語(救いの神学と物語性(方法論についての考察)
馴れ親しみと預言者の物語(旧約聖書における救い)
イエスの物語(新約聖書における救い)
教会の物語
全体的物語―起源から終わりへ)
著者等紹介
セスブーエ,ベルナール[セスブーエ,ベルナール][Sesbo¨u´e,Bernard]
1929年に生まれ。1948年イエズス会入会。1960年司祭叙階。パリのイエズス会神学院教授
堤安紀[ツツミヤスノリ]
1940年生まれ。1963年東京教育大学農学部卒業。1971年リヨン・カトリック大学卒業。現在、前橋市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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