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内容説明
デジタルとアナログの融合により、失われた幻の大作の復元に挑んだ“イメージの冒険”の全貌。
目次
第一部 伊藤若冲《釈迦十六羅漢図〓風》について(伊藤若冲とは;府立大阪博物場と《釈迦十六羅漢図〓風》;白黒図版の素性 ほか)
第二部 復元を考える(〓風の大きさ;《樹花鳥獣図〓風》調査;配色の手掛かり ほか)
第三部 《釈迦十六羅漢図〓風》を再生する(復元作業に向けて;方眼層;骨描き層 ほか)
《釈迦十六羅漢図〓風》復元図
著者等紹介
木下悠[キノシタユウ]
TOPPAN株式会社文化事業推進本部。九州芸術工科大学芸術工学部画像設計学科卒業。日本大学芸術学部写真学科卒業。美術作品等の復元プロジェクトを企画・設計・指揮するほか、デジタル技術を用いた文化財の活用に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
141
図書館の新刊コーナーで見つけて読みました。 戦災で失われたとされる若冲の作品を最先端のデジタル技術で蘇らせた「知の冒険」の書です。 https://www.chukobi.co.jp/products/published/3012912.html2025/07/14
takakomama
6
アナログとデジタル、知識と技術を駆使して、幅30cm弱のモノクロ写真をもとに、カラーで若冲の屏風を復元するプロジェクトの記録。1674×5860mm、枡目描きの枡が12万を超える大作が、少しずつ出来上がっていく過程を、一緒に味わいました。2025/10/24
Go Extreme
3
https://claude.ai/public/artifacts/7561dd07-ed36-4fdb-861d-41904a4b9a30 2025/07/08
ちゅん
1
展覧会で購入。空襲で焼けてしまったと言われ、白黒の小さな画像のみが現代に残る「釈迦十六羅漢図屏風」の再現を追った本。 若冲作と伝わる既存の枡目描き三作の特徴を細かく分析しつつ、今できる限りの手法と切り口で色を推定していく様子は壮大なドキュメンタリーを追っている気分になった。 学芸員課程履修者や美術修復家を目指す方にはぜひ読んでほしい。2025/09/22
kaz
1
興味深い取り組みに拍手したい。図書館の内容紹介は『幅約1センチの方眼の画面中央に釈迦、右に唐獅子、左に白象。戦災で失われたとされる、伊藤若冲の枡目描きによる幻の大作「釈迦十六羅漢図屛風」。デジタルとアナログの融合による、復元の全貌を紹介。折り込み復元図も収録』。 2025/07/24




