内容説明
日本の近代化を、商都大阪がどのように誕生し、町人の街として成長してきたか、歴史資料、近世・近代文学まで視野に、上方と江戸/東京との文化的土壌を比較することで考察する新たなる都市論。
目次
第1部 日本近代寸景(文化にみる東西―「いき」と「すい」;モニュメントの近代;都市風景の大阪)
第2部 町人都市 大阪(都市;都市大阪のはじまりと発展;寺内町から都市大坂へ;町人の文化;都市としての大坂;懐徳堂;近世から近代へ)
第3部 都市と人間(社交あるいは社会と人間)
著者等紹介
呉谷充利[クレタニミツトシ]
1949年生まれ。建築史家、相愛大学名誉教授。関西大学大学院修士課程建築学専攻修了。フランス政府給費留学にてル・コルビュジエの研究、京都大学博士(工学)。相愛大学人文学部教授を経て、同名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。