目次
仏教美術史研究における図像解釈学の理論と実践
新・来迎芸術論―大串純夫の余白に
予告された“往生”の絵―清凉寺所蔵「迎接曼荼羅」をめぐって
鏡のなかの鏡―熊野観心十界図をめぐって
「笠置曼荼羅図」小論
本土寺蔵「観音経絵」小論
「まなざし」の歴史学―王法と仏法の絵画史
十三世紀絵画論―編年的記述の試み
十四世紀美術論―後醍醐天皇を中心にして
仏教美術における身体―死の「表象不可能性」をめぐって
著者等紹介
加須屋誠[カスヤマコト]
1960年東京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(文学)。日本学術振興会特別研究員、帝塚山学院大学文学部専任講師、奈良女子大学文学部教授を経て、現在、京都市立芸術大学客員研究員。国華賞(1991年)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。