目次
第1部 南蛮漆器の発祥(二種類の南蛮漆器について;日欧交通開始と日本初代宣教師ザビエル;イエズス会布教の進展 ほか)
第2部 イタリア所在の南蛮漆器(蒔絵螺鈿書見台(ロレート大聖堂蔵)
花鳥獅子蒔絵螺鈿書箪笥(ヴェネツィア宮国立博物館蔵)
花鳥葡萄蒔絵螺鈿洋櫃(個人蔵) ほか)
第3部 異国のかたちと美(信長と秀吉―時代の国内資料;南蛮寺と高台寺の蒔絵;「IHS」螺鈿文字と南蛮唐草 ほか)
著者等紹介
小山真由美[コヤママユミ]
1973年東京芸術大学美術学部芸術学科卒業。1975年同美術工芸大学院科染織専攻修了。1978年イタリア国費留学生として渡伊。以後、ミラノ国立大学東洋言語文化研究所でゼミ他の講義担当。イヴレア、ミラノ他、北伊の未整理の日本美術工芸品イヴェンタリー作成、特別展や修復担当。2007年ローマ・日本文化会館特別展キュレーター。2012年より現在、ボローニャ大学極東美術研究所・学術評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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