目次
第1章 エジプト物質文化の史的背景
第2章 エジプト古代末期~初期イスラーム時代の生活文化と土器群(マルカタ南イシス神殿周域集落域―ローマ時代の生活文化と土器群;マルカタ南イシス神殿内井戸址―ビザンツ時代の生活文化と土器群;フスタート遺跡―初期イスラーム時代の生活文化と土器群)
第3章 赤色光沢土器の系譜とその周辺(赤色光沢土器の研究史;エジプト古代末期の土器生産;赤色光沢土器を中心とした古代末期の生活雑器)
第4章 古代末期における地域的生活空間の展開(西方デルタ;メンフィス;テーベ)
第5章 イスラーム文化形成へのプロセス(フスタートの建設と発展;フスタートの生活空間と生活雑器;初期イスラーム時代土器の展開)
著者等紹介
長谷川奏[ハセガワソウ]
1958年愛知県名古屋市に生まれる。早稲田大学第一文学部(西洋史学科)、早稲田大学大学院(考古学科)で、歴史学と考古学を学ぶ。早稲田大学の任期制教員(理工学総合研究センター、エジプト研究所:講師および准教授)、日本学術振興会カイロ研究連絡センター長を経て、早稲田大学総合研究機構客員教授。専門はエジプトの古代末期~初期イスラーム時代の物質文化研究。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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