近現代建築史論―ゼムパーの被覆/様式からの考察

個数:

近現代建築史論―ゼムパーの被覆/様式からの考察

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月16日 18時13分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 296p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784805507858
  • NDC分類 523.05
  • Cコード C3052

内容説明

19世ドイツの建築家ゼムパー(1803‐79)の思想には、建築を部分的に変化させるのではなく、現象として見える像の全体を変えてしまうほどの力がある。この場合、「現象として見える像の全体」とは様式に他ならず、それは新様式創生論とも言えるであろう。本書はその様式の本質と、わが国を初め現代建築への多大な影響を論じる。

目次

ゼムパー建築論の前史
『覚書』に描かれる表面の美、ポリクロミー
一八三〇年前後、歴史主義の現れ―芸術と装飾の復興
始原への探究
建築の四要素
科学・産業・芸術
様式と被覆―ロンドン講義第一回を中心に
装飾と被覆
ウィーンの十九世紀建築と歴史主義
オットー・ヴァーグナーの「近代建築」と被覆
被覆/サーフェス―アドルフ・ロースから現在まで

著者等紹介

川向正人[カワムカイマサト]
1950年香川県生まれ。1974年東京大学建築学科卒業、同大学院進学。1977‐79年政府給費生としてウィーン大学美術史研究所留学。明治大学助手・東北工業大学助教授を経て、1993年東京理科大学助教授、2002年同教授、2005年より東京理科大学・小布施町まちづくり研究所長兼務。2016年定年、東京理科大学名誉教授。主たる受賞:2016年日本建築学会賞(業績)、同学会教育賞(教育貢献)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キャラ

0
被覆論により、建築とは従来のvolume,装飾の捉え方ではなく、結構性、つまり構造や技術の織物とみなす考え方。結構をY=C(x×y...)の係数で表すことで、そこに人間生活の表象、コンテクストの編み込まれ方をみることができ(芸術形態の段階?)、これまでの様式論を覆す内容。surfaceや境界についての理論によって、形の比例関係やオーダーから見る建築の本質や美は乗り越えられたとし、表象についての言説は変わっただろうが、全体の構成へと及ぶ、空間理論のようなラディカルな展開になったかどうかは正直わからない。2025/04/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11941263
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品