目次
軒規矩術研究の目的と概要
第1編 中世の軒規矩術とその変容過程―留先法(隅木を基準とした軒規矩術法と復原事例;留先法による二軒繁垂木の検証;留先法による一軒疎垂木・同繁垂木・二軒疎垂木の検証;留先による扇垂木の検証;留先法による八角軒・六角軒の検証)
第2編 近世の軒規矩術とその変容過程―引込垂木法(『大工雛形秘伝書図解』と類型本による近世軒規矩術;近世の軒規矩術書と引込垂木;引込垂木の変容―『独稽古隅矩雛形』と現代軒規矩術法)
第3編 中世から近世にかけてのその他の技法(隅の軒出と平の軒出の関係について;垂木の勾配の指定方法とその変容;芽負の反りの決定方法)
第4編 扇垂木の技法(鎌倉割と等間割の技法とその関係について;立川富房著『軒廻〓(すい)雛形』の扇垂木について―要のない扇垂木の技法)
日本建築規矩術史のまとめ
著者等紹介
大上直樹[オオウエナオキ]
大阪市立大学都市研究プラザ特別研究員。博士(学術)。一級建築士事務所大上建築研究所代表。芝浦工業大学卒業、同大学院修士課程修了。大阪市立大学大学院後期博士課程満期退学。滋賀県教育委員会文化財保護課技師を経て短大、大学等の教員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 巡礼者たち 新潮文庫