目次
第1章 唐代の海図―その主題内容と絵画史上の意義
第2章 唐代の樹石画について―松石図の意味と表現を中心に
第3章 中唐の劉商について―詩人・樹石画家・道士としての生涯
第4章 (伝)董源「寒林重汀図」の観察と基礎的考察
第5章 (伝)李成「喬松平遠図」について―唐代樹石画との関係を中心に
第6章 北宋における李成の評価とその文人画家像形成について―子孫・鑑賞者・李郭系画家との関わりから
第7章 王〓(しん)「煙江畳嶂図」について―上海博物館所蔵・着色本、水墨本を中心に
付論 題画詩からみた唐代山水画の主題
著者等紹介
竹浪遠[タケナミハルカ]
1972年青森県むつ市に生まれる。1995年東北大学文学部史学科卒業。1998年東北大学大学院文学研究科美学・美術史学専攻博士課程前期2年の課程修了。同年黒川古文化研究所研究助手(学芸員)。2001年より研究員。2011年東北大学大学院文学研究科博士課程後期3年の課程修了。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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