目次
人情本にみる江戸時代後期の服飾文化―趣味人たちの芝居、書画の享受、交遊と装いの趣向
第1部(江戸時代後期の服飾にみる絵画的意匠の性格―「写真」への指向と出版文化;江戸時代後期の浮世絵師の画業と花鳥画風意匠の展開―美人画、絵本、絵手本と絵画的意匠)
第2部(山東京伝作『小紋裁』『小紋雅話』『小紋新法』の検討―見立染織意匠としての特質;京伝作見立小紋と江戸の意匠―戯作、浮世絵の世界からの広がり)
第3部(錦絵揃物「東京自慢名物会」「見立模様」の性格―江戸文化の継承と明治の新風;明治期図案界にみる見立表現の系譜―江戸と西洋近代との出会い)
著者等紹介
大久保尚子[オオクボナオコ]
1963年東京生まれ。お茶の水女子大学家政学部、同大学院家政学研究科(修士課程)、同大学院人間文化研究科比較文化学専攻(博士後期課程)にて、日本服飾史、服飾美学を学ぶ。2014年3月お茶の水女子大学大学院にて学位取得。博士(人文科学)。1995年4月宮城学院女子大学学芸学部家政学科講師。1998年4月同大学同学部家政学科助教授。2000年4月同大学同学部生活文化学科助教授。2009年4月同大学同学部生活文化デザイン学科准教授。2014年4月宮城学院女子大学学芸学部生活文化デザイン学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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