目次
第1部 伊勢神宮における殿舎の復古と考証(慶安・寛文期の殿舎再興における儀式帳の役割;近世中期における殿舎の考証とその意義;近代の式年遷宮における造営体制の変化と考証)
第2部 有識故実における公家・武家邸宅像(『家屋雑考』の流布と「寝殿造」の定着過程;近世における過去の武家邸宅像について;明治期における過去の武家邸宅像について;有識故実家松岡行義の邸宅に関する知識について)
第3部 秀吉をめぐる建築と由緒(聚楽第・伏見城・豊国社遺構説の萌芽;一八世紀における聚楽第・伏見城・豊国社遺講説)
著者等紹介
加藤悠希[カトウユウキ]
1981年生まれ。2003年東京大学工学部建築学科卒業、2010年同大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了、博士(工学)。日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、現在は公益財団法人竹中大工道具館研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。