内容説明
フィレンツェ大聖堂クーポラの建造に生涯をささげた近代的技術者の先駆、「透視図法」の創始者、「古典建築復興」の立役者などと位置づけられてきたブルネッレスキ(Filippo Brunelleschi,1377‐1446)。その像と業績を、「建築」の独自性追求という視点から、史料と遺構の徹底的な再検討を通じて洗い直す。
目次
「建築」に向かって
フィレンツェ大聖堂クーポラ
透視図法
オスペダーレ・デリ・インノチェンティ
サン・ロレンツォ聖堂
サン・ロレンツォ聖堂旧聖器室
パラッツォ・ディ・パルテ・グエルファ
住宅建築と軍事建築
パッツィ家礼拝堂
サント・スピリト聖堂
サンタ・マリーア・デリ・アンジェリ修道院「ロトンダ」
ブルネッレスキの周辺―ギベルティとミケロッツォ
著者等紹介
福田晴虔[フクダセイケン]
1938年秋田県に生まれる。東京大学工学部建築学科卒、建築史専攻。東京大学助手、大阪市立大学工学部講師、助教授、九州大学大学院教授、西日本工業大学教授などを経て、九州大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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