出版社内容情報
北方ルネサンスの巨人、デューラーの作品を20世紀初頭に一世を風靡した美術史家ヴェルフリンが生涯において個人の画家のみを対象に論述した唯一の専攻研究。
目次
生涯
基盤と発端
『ヨハネの黙示録』
『大受難伝』
『マリアの生涯』
初期の銅版画
初期の絵画
イタリアと大画面の油彩
新たな版画様式 小受難伝
名作銅版画とその周辺
後期ゴシックとルネサンス―マクシミリアン皇帝のための制作
ネーデルランド旅行と晩年の小品
様式規定に関する一般論
美の問題
著者等紹介
永井繁樹[ナガイシゲキ]
1972年、東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。1974年、同修士課程修了。1975年~1977年、徳川美術館学芸員。1982年、レーゲンスブルク大学で美術史と哲学を学び博士号(Dr.phil.)取得。1983年、東海大学文明研究所助手。現在、同総合教育センター教授。1996~97年、レーゲンスブルク大学講師
青山愛香[アオヤマアイカ]
1991年、東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。2001年、同大学大学院美術研究科博士課程修了。博士号(美術)取得。2005年より獨協大学外国語部ドイツ語学科専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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