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出版社内容情報
江戸時代,寛永期風俗画の代表的作品。そのすべてを高精細カラー画像、と光学的調査で紹介する。「高松塚古墳壁画」「尾形光琳・紅白梅図屏風」などに続く国宝シリーズの新刊。
内容説明
近世初期風俗画を代表する傑作として人々を魅了してきた本屏風は、その巧みな構図と巧妙精緻な表現により豊かな絵画空間を構築し、込められた意味や物語を読み解くさまざまな試みがなされてきた。この度、彦根城博物館と東京文化財研究所は、本屏風への様々な要望に応え、その魅力をあますところなく解明すべく、共同の研究成果と高精細画像や顔料分析を公開し、近世初期風俗画の基礎資料とすることとした。
目次
図版(全図カラー画像(修理後)
部分カラー画像(修理後)
全図カラー画像
部分カラー画像
全図近赤外線画像
部分近赤外線画像
画中に記された色の指示書き(近赤外線画像・カラー画像)
部分蛍光画像
蛍光X線分析測定ポイント カラー画像)
本文(彦根屏風―伝来と研究史;光学的手法による国宝・彦根屏風の調査;彦根屏風の彩色材料調査;彦根屏風の表現について;彦根屏風修理報告)