出版社内容情報
紹鷗研究の先駆となった前著『武野紹鷗研究』を基盤にすえながら、侘び茶の性格とその人物像を軸とした歴史、そして和歌・連歌と茶の湯との深い関わりに解明の光を当て、前著の業績を更に奥深く追求した重厚な著書。
内容説明
本書は、侘び茶の性格とその人物像を軸とした歴史、そして和歌・連歌と茶の湯との深い関わりに解明の光を当てる。
目次
侘び茶とは何か(茶道の調和と戦い―武家の茶;珠光と紹鴎の間―京・奈良・堺衆をめぐって ほか)
紹鴎遺文考(十箇条の法度;侘びの文)
紹鴎余滴(茶書のなかの紹鴎;紹鴎の眉風炉 ほか)
連歌師たちの茶の湯(宗祇;宗長 ほか)
著者等紹介
戸田勝久[トダカツヒサ]
1932年12月、東京日本橋、即日庵に生まれる。慶應義塾大学大学院修了。創造学園大学教授。茶の湯文化学会前副会長。茶名宗安、裏千家今日庵業躰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。