内容説明
日本近代洋画を代表する作例としてつとに著名な青木繁『海の幸』（重要文化財）は、２００４年に制作から満百年を迎えました。これを機に、久留米、館山市布良の現地調査をはじめ、高精細デジタル画像や近赤外線撮影による光学的調査など、同館と当研究所との間で作品の調査研究ならびに相互の研究協力を行い、その成果を本書にまとめました。
目次
図版
本文（『海の幸』誕生まで；名作ものがたり：青木繁『海の幸』の１００年；デジタル画像の制作について；『海の幸』再考：ものとしての絵画）
資料（白馬会第９回展出品時の批評；青木繁海の幸関連年表；青木繁年表；青木繁文献）
Ｓｕｍｍａｒｉｅｓ（Ｔｏｗａｒｄｓ ｔｈｅ Ｂｉｒｔｈ ｏｆ Ａ Ｇｏｏｄ Ｃａｔｃｈ；Ｔｈｅ Ｔａｌｅ ｏｆ ａ Ｍａｓｔｅｒｐｉｅｃｅ：Ｔｈｅ Ｏｎｅ Ｈｕｎｄｒｅｄ Ｙｅａｒｓ ｏｆ Ａｏｋｉ Ｓｈｉｇｅｒｕ’ｓ Ａ Ｇｏｏｄ Ｃａｔｃｈ；Ｒｅｇａｒｄｉｎｇ ｔｈｅ Ｃｒｅａｔｉｏｎ ｏｆ Ｄｉｇｉｔａｌ Ｉｍａｇｅｓ；Ａ Ｒｅｃｏｎｓｉｄｅｒａｔｉｏｎ ｏｆ Ａ Ｇｏｏｄ Ｃａｔｃｅ：Ｔｈｅ Ｐａｉｎｔｉｎｇ ａｓ Ｐｈｙｓｉｃａｌ Ｏｂｊｅｃｔ）
参考図版
感想・レビュー
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菊川ねこじ
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青木繁って、夭折なだけにどの写真も若い。結構男前だし、得だよな～！こんなに研究されるとは思っていなかっただろう。ー久留米では現在でも、愛されているー2022/06/17
