出版社内容情報
日本建築史研究の俊英12名による住の空間・寺社の空間・様式と技術の空間の三章からなる注目の最新論文集。
内容説明
この記念論文集は、関口先生の停年ご退官を機として、横浜国立大学、東京大学、文化財修理現場等で直接指導を受けた研究者、文化財修理技術者等の門下生が相諮り、各々の研究成果を献ずることにより、関口先生の学恩に報いるものとして企画したものである。
目次
序 関口欣也博士に論文集を捧げる
第1章 住の空間(日本中世住居の形成と発展;鎌倉武士住宅の空間構成―幕府御所を中心として;中・近世高野山における「谷」の構成と変遷 ほか)
第2章 寺社の空間(金沢文庫所蔵の八幡宮図の性格;平安時代の東寺の堂塔構成―金堂と講堂の性格と形態を中心として;北京律僧の活動からみた鎌倉の寺院と建築―鎌倉時代後期の戒律復興期における一様相 ほか)
第3章 様式と技術の空間(宮殿系厨子における新様式の受容に関する一考察―会津法用寺宮殿の建築様式について;登り曲折建物における諸問題―春日大社廻廊の場合;文化財建造物における保存修理の課題―重要文化財若宮神社本殿の保存修理を通して ほか)
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