出版社内容情報
近代日本の偉大な思想家の一人、岡倉天心の人となり、天心と関わった多彩な人々との交流を回想する。
内容説明
天心が二十歳の時に長男として生まれた著者が、父天心の家庭での人となりや行状、天心と関わりを持った多彩な人々との交流を生き生きと回想する天心研究の基本図書である。本書を新たに復刊するに際して、註を付すと共に天心の令孫岡倉古志郎氏の解説を付す。
目次
五浦下向
展墓
千代次の家
鹿島神宮参拝と顧古談
訪わんとした赤倉
天心の父母
横浜から東京へ
天心の師とその結婚
学窓の友人
初めての社会人としての天心〔ほか〕