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出版社内容情報
20世紀初頭に生まれた美術・建築・工芸・デザイン・映画・写真等の新しい造形やその理論を取扱った叢書。 ロシア・アヴァンギャルドの代表作家マレーヴィチのシュプレマティズムと呼ばれる特異な造形思考の書。
内容説明
ロシア・アヴァンギャルドの代表作家マレーヴィチの著作集。シュプレマティズムと呼ばれる、その特異な造形思考は本書によりはじめて西欧に伝えられ、抽象絵画の動向に大きな影響を与えた。このたびの復刻では、画家がひそかに独訳者に託したロシア語草稿も邦訳される。
目次
第1部 絵画の付加的要素の理論序説
第2部 シュプレマティズム
1926年の未公刊ロシア語版原文翻訳
「新バウハウス叢書の」編者のことば
「新バウハウス叢書の」序文 ふたつの立脚点―カジミール・マレーヴィチとバウハウス
訳者あとがき マレーヴィチと日本前衛美術―戦前期を中心に
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chibimao
1
なにが有益でなにが無益って価値を決めることは社会にも人にもできない。約束事が定められた枠の中においてのみ価値観は決めつけることができるだけ。だから、「感覚」っていう約束事のない世界を表現しようとするマレーヴィチの新しさは印象的に映ります。哲学があってこその美術ですね。2008/10/22
G.D
0
マレーヴィチ自身が書いた文章が載せられている。 スプレマティス厶は個人的にも非常に関心があるのだが、如何せん話が難しい。ただ、まだ絵画に限定されているだけマシなのかもしれない。これが哲学などに及ぼうものなら、その頭の使いようは相当たるものになるだろう。2016/10/22
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