内容説明
オオヤマネコは、からだにやすの先を突きたてられたまま、丸太の穴をくぐって外へとびだしていった。さっき、そこからむりに小屋の中へはいってきたのである。オオヤマネコは、それきり二度と姿を見せなかった。人間とオオヤマネコの死闘を描いた絵本。
著者等紹介
小林清之介[コバヤシセイノスケ]
1920年東京都に生まれる。東京YMCA英語専門学校卒業。「野鳥の四季」(小峰書店)で第23回小学館文学賞を受賞。日本児童文芸家協会評議員、俳人協会評議員
伊藤悌夫[イトウヤスオ]
1924年、朝鮮、新義州で生まれる。千葉工大中退。児童向け出版社に勤めた後、童画、油絵の世界に入る。2003年1月に亡くなる
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