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内容説明
“つるのおんがえし”は、「鶴女房」という昔話として、広く人々に親しまれています。たいていの「鶴女房」は、雪の日に鶴を助けてやったことから、鶴が美しい娘になってあらわれ、機を織って恩返しをしてくれるが、うっかりその正体をのぞき見したばかりに空へ飛び去ってしまうという筋書きです。しかし、この本では、嘉六という名の若者を主人公に、鶴女房に去られたのちのことまでも、語ってみました。
著者等紹介
鶴見正夫[ツルミマサオ]
1926年新潟県に生まれる。早稲田大学政経学部卒業。詩人、児童文学作家。主な作品に「日本海の詩」(詩集・理論社)、「八月のサンタクロース」(金の星社)、「たぬきチームはバッカース」(童心社)、「長い冬の物語」(あかね書房)、「男の子の条件」(ひさかたチャイルド)などがある。1995年9月没
若菜珪[ワカナケイ]
1921年埼玉県に生まれる。多摩美術大学図案科卒業後、児童向け出版物の挿絵、装丁などで活躍。主な作品に、「ジャックと豆の木」(講談社)、「月夜のめちゃらくちゃら」(旺文社)、「お薬師さま」(草土文化)、「せんりのくつ」「100ぴきのくまさん」(以上、ひさかたチャイルド)などがある。1995年8月没
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