出版社内容情報
発達障害のある子どもを幼稚園・保育園で受け入れて保育する際に、知っておかなければならない基礎知識と、保育の場面における子どもへの具体的な対応の方法を、イラストを多用したわかりやすい誌面構成で紹介。
内容説明
大人は、いわゆる“気になる子ども”を“困った存在”と捉えがちですが、実はどう行動していいかがわからずに困っているのは子どもたちなのである。本書では、子どもが困らない保育者の対応法が、具体的にイラストで示されている。
目次
第1章 気になる子と発達障害の特徴(気になる子とは?;自閉症とは?;アスペルガー障害とは?;ADHDとは?;知的障害とは?;その他には?)
第2章 気になる子への対応(「気になる子どもの保育」の基本;身辺自立編;言葉編;遊び編;保育活動編)
第3章 周りの子どもと保護者への対応(周りの子どもとの関係編;保護者編)
著者等紹介
徳田克己[トクダカツミ]
筑波大学医学医療系教授。教育学博士、臨床心理士、専門は子ども支援。全国の幼稚園、保育所などを巡回して、保育者や保護者を対象とした気になる子どもの相談活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
32
保育の現場で、発達障害を持っていると思われるお子さんへの様々なアプローチ方法を述べた本。一つ一つが具体的で、タイトル毎に2、ないし3の具体例とアドバイスが載っている。いずれもわかりやすく、実践で生かせるものだろう。★★★☆☆2019/07/04
星の王子さま
7
・自分に関心を向けさせたくてとる「お試し行動」に対しての流し技。 ・あいまいな表現でなく、具体的な声かけの有効性。 ・活動の終わりを知らせる砂時計の活用。 ・姿勢を正したい子の椅子に、位置シールを貼る。 これらを実践したい。2016/02/11