出版社内容情報
グルテンフリーダイエットや、砂糖や塩、脂肪、グルタミン酸ソーダの危険性など、食べ物について広く信じられている「ニセ科学」について、それを「伝説」や「神話」とみなして、徹底的かつ綿密な調査をもとに分析していく。道教を専門とする宗教学者である著者は、ダイエット本やインチキ健康食本が、神話や迷信をいかにも科学的な言説で覆い隠しているスタイルに着目し、本書を書いた。○○を食べると危険だ、という煽りに翻弄されて食品不安に陥っている人々に、嘘を見抜き、食を楽しもう、真に健康的な生活をしようと呼びかける。
内容説明
「食べて健康」の秘密。ナンセンスな食へのアドバイスは嘘だというだけではない。危険なのだ。自然信仰、過去の楽園神話といった食に関するファンタジーはあまりにも簡単に、現代医療の革新的進歩を非難する方向に走ってしまう。
目次
第1章 空想科学は空想のまま
第2章 グルテンの嘘
第3章 脂肪の魔術
第4章 砂糖狂い
第5章 塩の罪
第6章 栄養の神話をデトックス
アンパックダイエット
アンパックダイエット(解凍篇)
著者等紹介
レヴィノヴィッツ,アラン[レヴィノヴィッツ,アラン] [Levinovitz,Alan]
1981年生まれ。スタンフォード大学で哲学と宗教学を学び、シカゴ大学で宗教学のPhDを取得。現在はバージニア州立ジェイムズ・マディソン大学宗教学准教授。専門は古代中国思想、宗教と医学の関連
ナカイサヤカ[ナカイサヤカ]
翻訳家、ライター。ASIOS(超常現象の懐疑調査のための会)運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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