内容説明
やれ駆除だ、グロテスクだのと、嫌われものの外来魚。しかしたいていの外来魚は、食用目的で入ってきたものだ。ならば、つかまえて、食ってみよう!新進気鋭の珍生物ハンター兼生物ライター平坂寛が、ある時は自分の指を餌がわり、ある時は冬の明け方の沼に入って生け捕りに。日本各地の外来魚を追い求め、釣って、おろして、料理する。
目次
外来魚の代名詞はうまかった―オオクチバス
日本各地で大繁栄―ブルーギル
皮は剥ぐべし、揚げるべし―チャネルキャットフィッシュ
ウナギの代わりになりますか?―タウナギ
「雷魚」は本当に美味いのか?―カムルチー
利根川の巨大魚はマッシュポテトがお好き?―ハクレン
ベジタリアンなエイリアン―ソウギョ
でかい!怖い、うまい!―カミツキガメ
鎧を着けた外来魚―マダラロリカリア
アフリカから来た「泉の鯛」―モザンビークティラピア
顔はワニ、味はトリ―アリゲーターガー
見た目はミニチュアムール貝―カワヒバリガイ
世界最大のカタツムリの野趣あふれる味―アフリカマイマイ
歩くナマズは優良食材―ウォーキングキャットフィッシュ
著者等紹介
平坂寛[ヒラサカヒロシ]
1985年、長崎県長崎市生まれ。2009年、琉球大学理学部海洋自然科学科卒業。2013年、筑波大学大学院生命環境科学研究科環境科学専攻博士前期課程修了。大学院在学中の2011年よりニフティ株式会社が運営するウェブサイト「デイリーポータルZ」などで執筆活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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