内容説明
古くて新しい陸水学、待望の入門書。第一部では、川と湖について、川は川の上流から河口までを下りながら、湖は季節を追いながら、それぞれ特徴的な環境と生物群集、観測・観察方法、生態系とその保全などを平易に解説。第二部では、ニュース性のある24の陸水学的なトピックスを紹介し、第三部では日本の陸水学史を収録した。
目次
第1部 川と湖を見る・知る・探る(川を見る・知る・探る;湖を見る・知る・探る)
第2部 陸水学の今がわかるトピックス24(湖沼や河川に見る温暖化―気候変動と陸水;湖沼の酸性化 ほか)
第3部 日本の陸水学史(日本近代陸水学の幕開け;湖沼学初期の研究、湖盆、水温と水質 ほか)
付録 もっと詳しく知るために(水環境を調べる;生物の名前と生活を調べるための図鑑 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ほぺむ
2
とても読みやすくまとまっている。 水の循環と川・湖沼のイメージが頭に残った。トピックスもあり、興味が更に沸いた。 陸水学というくくりについては昔から枠線が見えにくいと思っていたが、そういうものなんだなと感じた。 2012/02/19
K
0
(2011,452.9)ジュンク堂で見て買うか悩み、県立で借りて、欲しくなる、買おうかな。川の源流たどりなんて…すっごい楽しそうだが(熊が怖いよな)…湖の一生、ダム湖、酸性化やアオコ(今年の諏訪湖、どうするのだ、大発生で)盛沢山だが平易な言葉で、入門書にふさわしい。日本陸水学会とは、学者じゃなくても入れるのかな?監修者代表は、またしても村上哲生先生であった。2025/09/16




