目次
雪どけをまつ夏の星座たち
星座をさがす前に
冬の星座のみつけかた とらの巻(エリダヌス座;おうし座;オリオン座;うさぎ座・はと座・ちょうこくぐ座;きりん座;ぎょしゃ座;ふたご座;こいぬ座;いっかくじゅう座;おおいぬ座;アルゴ座?)
著者等紹介
山田卓[ヤマダタカシ]
1934年名古屋生まれ。愛知学芸大学(現愛知教育大学)卒。教員、科学雑誌の編集者を経て、1962年より名古屋市科学館勤務。プラネタリウム解説など科学普及活動に携わる。1992年、同館天文主幹を退き、フリーの立場で著作、講演活動に従事。2004年3月没。同年4月科学館における天文教育の普及・啓発の業績により「科学技術普及啓発功績者」として文部科学大臣賞受賞
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽんくまそ
10
再再読。挿絵がなんとも個性的でふざけている。誰が描いているのか記載がない。どうやら著者本人が描いているらしい。「昔の人が決めました、以上。」という他の解説本とちがい、「なんでやねん、おかしいやろ、わしならこうするで」という初心者の気持ちをいつまでも持ち続けて代弁して書いているところがいい。せっかくお空に広がっているのだから、もっと気楽に楽しもうということだ。2016/01/11
ぽんくまそ
9
再読で、やや精読。著者は博学なのに、権威主義的でなく、ベタなほど易しく面白い。素人にはありがたい。(ただしギリシア文字は、表があるから、それをがんばって覚えてね。)冬はオリオンや全天一明るいシリウス、星の塊りの昴ですが、ぼくのオススメはオリオンの南どなり「うさぎ座」です。本当に兎の形をしています。それから、ギリシア系だけではなく、中国系の星座をも図説しているありがたい本です。中国の星座を解説した本はなかなかありません。2015/01/18
ぽんくまそ
5
再々読。著者は2004年に亡くなっているが、この新装版は翌年に出版された。季節は真逆だが、また面白く読み通した事で夜空が濃くなった。今回はオリオン大星雲のあたりのゴチャゴチャを整理して頭に入れることができた。2019/07/20
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