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廃棄物のバイオコンバージョン―ゼロエミッションをめざして (改訂・増補)

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  • サイズ A5判/ページ数 303p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784805206812
  • NDC分類 460
  • Cコード C3045

内容説明

微生物など広範囲な生物機能を利用して、種々の廃棄物を有用物質に変換するバイオコンバージョン(生物変換)技術は、数あるリサイクル技術の中で、今最も期待されている。この技術の基礎から応用までを、数多くの事例と図表を駆使して紹介し大好評を得た初版に、この4、5年で進歩の著しいゼロエミッション技術と環境ホルモンのバイオコンバージョン技術について加筆した。

目次

1 廃棄物とバイオコンバージョン(廃棄物とは何か;リサイクル法 ほか)
2 バイオコンバージョンの基礎とその利用(コンポスト;廃棄物処理とSCP生産 ほか)
3 バイオコンバージョンによるエネルギー生産(メタン発酵;水素生産 ほか)
4 ニューバイオコンバージョン(油汚染の浄化処理技術;光合成細菌によるバイオコンバージョン ほか)
5 バイオコンバージョンの将来展望(遺伝子組換え技術;バイオリアクター ほか)

著者等紹介

矢田美恵子[ヤタミエコ]
1964年長崎県に生まれる。1986年広島大学工学部第3類化学系醗酵工学教室卒業。1988年広島大学大学院工学研究科工業化学(醗酵工学)専攻博士課程前期修了、工学修士。福山大学工学部生物工学科助手を経て、1990年より技術士補として、技術士・平井輝生氏(農業・生物工学部門)を補助。技術士(生物工学部門、登録1994年第28880号)。著書に『「技術士補」試験突破マニュアル』(共著、日刊工業新聞社)。『バイオな気分―恋も仕事も子育ても何から何まで生物学』(地人書館)。『キャリアアップのための環境/バイオ関連資格試験ガイド』(共著、日刊工業新聞社)。『バイオの扉』(分担執筆、裳華房)。その他、著書・論文多数

川口博子[カワグチヒロコ]
1966年広島県に生まれる。1989年広島大学工学部第3類化学系醗酵工学教室卒業。1990年より技術士補として、技術士・佐々木健氏(生物工学部門)を補助。1991年広島大学大学院工学研究科工業化学(醗酵工学)専攻博士課程前期修了、工学修士。技術士(生物工学部門、登録2000年第42352号)(現石谷博子)

佐々木健[ササキケン]
1949年広島県に生まれる。1972年広島大学工学部醗酵工学科(現第3類化学系)卒業。1972~1975年辰馬本家酒造(株)研究室勤務。1980年広島大学大学院工学研究科工業化学(醗酵工学)専攻博士課程後期修了、工学博士。現在、広島国際学院大学大学院工学研究科教授。技術士(生物工学部門、登録1990年第23650号)。著書に『物質科学―ものをつくる化学―』(学術図書出版社)。『化学実験入門』(学術図書出版社)。『光合成細菌』(分担、学会出版センター)。『嫌気微生物学』(分担、養賢堂)。『名水紀行―山頭火と旅するおいしい水物語―』(春陽堂)。『バイオの扉』(分担執筆、裳華房)。その他、著書・論文多数
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