内容説明
PL法の実像に迫る!PL法(製造物責任法)訴訟は期待されていたほど増えてはいない。著者はその要因を法律家・科学技術者間の構造的乖離現象と日本社会における法体系の閉鎖性にあると見る。広い視野を持った民法起草者たちの見識は100年間の鎖国的法学によって忘れられてしまったのだ。
目次
第1章 PL訴訟が増えない理由を探る
第2章 製造物責任の法の全体像
第3章 製造物の「欠陥」の法と科学技術
第4章 法学は誰のためのものか
第5章 グローバル化時代の課題
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