内容説明
機能毒性とは「毒性試験に関連して行われる機能検査によって検出される毒性」と理解される。本巻の編集にあたっては、この視点から広範にわたる医薬品、食品関連物質、農薬、産業化学物質、環境汚染物質を含め、人の生活に関連をもつ種々の化学物質について実施される毒性研究の中の、機能毒性学の基本的な研究技術および試験の可及的な体系化をすすめることを目標とした。
目次
一般薬理試験法(総論;中枢神経系;末梢神経系;呼吸器系;心血管系;消化器系;腎;尿路・生殖器;血液;代謝、内分泌;皮膚毒性;病態モデルによる実験)
機能毒性試験法(中枢及び末梢神経系;感覚器;呼吸・循環器系;消化器系;腎機能と尿検査;代謝・内分泌)