内容説明
組織は、外部を意識して効率性よりも公正性に傾き、負の連鎖に陥る。そのプロセスを探る。
目次
第１章 イントロダクション
第２章 公共調達制度「改革」―１者応札批判の検証
第３章 行政機関のアカウンタビリティ―答責者の認知と行為
第４章 行政機関の正統性獲得行動―外部者圧力と組織内部メカニズム
第５章 転移したスティグマへの対処行動―談合事案への地方自治体の反応
第６章 結論
著者等紹介
中西善信［ナカニシヨシノブ］
東洋大学経営学部准教授、修士（学術）、博士（経営学）１９６９年生まれ。京都大学理学部卒業、放送大学大学院文化科学研究科修士課程修了、神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。全日本空輸株式会社、長崎大学経済学部准教授等を経て、２０２１年より現職。専門は経営組織論（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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中将(予備役)
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公共調達で「悪」とされる事象の背景は色々なことを統計的に確かめ、ではなぜ行政側は無理に一般競争入札や複数入札にするための要件緩和をしているのかをインタビューから質的に考察した研究。こういう手法と視点があるのかと勉強になった。2024/11/18
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