内容説明
感染症時代の経営実態を調べ、産業社会、経営組織を持続可能なかたちで運営していくための方法を提言する。
目次
感染症時代の企業経営を概観する―経営の原点に立ち返る
特別寄稿―感染症時代における日本企業のサプライチェーンについての一考察
感染対策としての経営管理論―感染対策をどう経営に組み込むか
企業事例に学ぶ―感染症時代の新たな働き方 VSN社の事例から
データから状況を概観する―COVID‐19と緊急事態宣言が企業経営に与えた影響:「新型コロナウイルス感染症への組織対応に関する緊急調査」
統計的検証:組織レベルで求められること―組織レジリエンス
統計的検証:個人レベルで求められること1―不安やストレスを飼い慣らす
統計的検証:個人レベルで求められること2―働き方の変化をどう活かせばよいか:リモートワークを事例に
感染症時代の経営の諸側面1―地方都市・中小企業におけるコロナの影響
感染症時代の経営の諸側面2―株主総会・ガバナンスへの影響
感染症時代の経営の諸側面3―サステナビリティと企業家活動
今後の展望―不確実な未来のための行動様式と心構え
著者等紹介
中川功一[ナカガワコウイチ]
大阪大学大学院経済学研究科准教授。1982年生まれ。経済学博士(2009年、東京大学)。専門はイノベーション・マネジメント(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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