出版社内容情報
戦後処理を終え、経済大国として再び立ち上がった日本。その船出を襲った危機に、政府、外務省、通産省は如何に立ち向かったか
戦後処理を終え、高度成長と共に国際社会への復帰を果たした日本。その矢先に襲った石油ショックの中で日本は如何なる外交力を発揮したのか。戦後日本外交史の新しい見取り図
序章 経済大国化と日本外交の新局面
第一章 外交課題としてのエネルギー資源問題の浮上
第二章 資源ナショナリズムの高揚と消費国間協調の模索
第三章 第一次石油危機と中東政策「明確化」の政治過程
第四章 エネルギー・ワシントン会議と国連資源問題特別総会
第五章 国際エネルギー機関設立交渉
終章 国際経済秩序の共同管理者
【著者紹介】
白鳥潤一郎 1983年生。北海道大学法学部講師、博士(法学)。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程修了。
内容説明
戦後処理を終え、高度成長と共に国際社会への復帰を進める日本を襲った石油危機。「経済大国」としての責任を求められることになった日本が展開した外交戦略の全容を描く。岐路に立たされた資源小国が選択した先進国間協調という外交戦略の実像。
目次
序章 経済大国化と日本外交の新局面
第1章 外交課題としてのエネルギー資源問題の浮上
第2章 資源ナショナリズムの高揚と消費国間協調の模索
第3章 第一次石油危機と中東政策「明確化」の政治過程
第4章 エネルギー・ワシントン会議と国連資源問題特別総会
第5章 国際エネルギー機関設立交渉
終章 国際経済秩序の共同管理者
著者等紹介
白鳥潤一郎[シラトリジュンイチロウ]
北海道大学大学院法学研究科講師、博士(法学)。1983年生まれ。2002年慶應義塾志木高等学校卒業。2006年慶應義塾大学法学部卒業。2013年同大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程修了。日本学術振興会特別研究員、慶應義塾大学大学院法学研究科助教などを経て2014年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ゆきんこ
Alpaca1121
ゆうき