出版社内容情報
戦前期の立憲政治が胚胎し、戦時体制を越えて戦後を準備した「秩序」のあり方に着目する、新たな日本近代史。
序章/立憲体制と戦時体制 第一章「危機の時代 1932~36年」政党不信/老総裁と新党構想/国体明徴と立憲政治/社会改革要求と馬場税制ほか 第二章「再編の時代 1937~40年」模索と闘争/日本独特の立憲政治/戦時体制と税制改革ほか 第三章「再建の時代 1941~45年」戦時体制と議会政治/基軸としての帝国憲法/戦時体制という秩序ほか 結章/近代からの逸脱
【著者紹介】
法政大学大原社会問題研究所兼任研究員・東京大学先端科学技術センター客員研究員、博士(法学)
内容説明
戦前期が胚胎し、戦時体制を越えて戦後を準備した「秩序」のあり方に着目する。
目次
第1章 危機の時代―一九三二~一九三六年(政党不信―老総裁と新党構想;立憲制の危機―国体明徴と立憲政治;社会改革要求と馬場税制)
第2章 再編の時代―一九三七~一九四〇年(政界再編―模索と闘争;立憲制の確認―日本独特の立憲政治;戦時体制と税制改革)
第3章 再建の時代―一九四一~一九四五年(体制再建―戦時体制と議会政治;立憲制の再建―基軸としての帝国憲法;戦時経済運営と国内の安定)
著者等紹介
米山忠寛[ヨネヤマタダヒロ]
法政大学大原社会問題研究所兼任研究員・東京大学先端科学技術研究センター客員研究員、博士(法学)。1979年生まれ。2003年東京大学法学部卒業。2005年東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。2011年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。日本学術振興会特別研究員(PD)を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Naoya Sugitani