出版社内容情報
改憲し、武器を取り、軍隊を海外に送る、日本がそんな普通の国になろうとすることに、世界はどのような視線を向けているのか。
失われた20年のあいだに「失われた」議論を今一度問い直す。改憲し、武器を取り、軍隊を海外に送る、日本がそんな普通の国になろうとすることに、世界はどのような視線を向けているのか。
<序論>「普通の国」とはに何か<第1章>「普通」を抱きしめて――日本の国家戦略に向けて<第2章>日本人の対外意識における連続と不連続<第3章>「普通のミドルパワー」へ――冷戦後の日本の安全保障政策<第4章>保守政治家たちの多様な「普通の国」論<第5章>「普通の国」日本をめぐる中国の言説<第6章>「普通」であることの限界――ポスト冷戦期の日本と朝鮮半島<第7章>冷戦後の日本と東南アジアの関係――日本はもはや「普通の国」か/ほか
内容説明
日本が「普通の国」になる。それはどういうことなのか、可能なのか、望ましいのか。そして海外からどう見えるのか…
目次
序論 「普通の国」とは何か
第1章 「普通」を抱きしめて―日本の国家戦略に向けて
第2章 日本人の対外意識における連続と不連続
第3章 「普通のミドルパワー」へ―冷戦後の日本の安全保障政策
第4章 保守政治家たちの多様な「普通の国」論―小沢一郎、中曽根康弘、石原慎太郎
第5章 「普通の国」日本をめぐる中国の言説
第6章 「普通」であることの限界?―ポスト冷戦期の日本と朝鮮半島
第7章 冷戦後の日本と東南アジアの関係―日本はもはや「普通の国」か
著者等紹介
添谷芳秀[ソエヤヨシヒデ] [Welch,David A.]
慶應義塾大学法学部教授、Ph.D.1955年生まれ。1979年上智大学外国語学部卒業。1981年同大学院国際関係論専攻博士前期課程修了。1987年ミシガン大学大学院でPh.D.を取得。慶應義塾大学法学部専任講師、同助教授を経て1995年より現職
田所昌幸[タドコロマサユキ]
慶應義塾大学法学部教授、博士(法学)。1956年生まれ。1979年京都大学法学部卒業。1981年同大学院法学研究科修士課程修了。1981~83年ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス留学。1984年京都大学大学院法学研究科博士後期課程退学。姫路獨協大学教授、防衛大学校教授などを経て2002年より現職。著書に『「アメリカ」を超えたドル』(中公叢書、サントリー学芸賞)、『国際政治経済学』(名古屋大学出版会、政治研究櫻田會奨励賞)などがある
ウェルチ,デイヴィッド・A.[ウェルチ,デイヴィッドA.]
ウォータールー大学教授、Ph.D.1960年生まれ。1983年トロント大学トリニティ・カレッジ卒業。1985年ハーヴァード大学修士課程修了。1990年ハーヴァード大学にてPh.D.を取得。トロント大学教授などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
takao
秋津
しろくま12
-
- 和書
- 日蓮主義教学大観 2