出版社内容情報
金融と実物の1対1の対応、協同組合性、地域金融機関性、中小企業金融機関性などの「信用金庫らしさ」を歴史とデータに基づき詳細に分析する。
目次
第1章 協同組織金融機関のアイデンティティと役割―協同組合原則
第2章 信用金庫のアイデンティティと役割―信用金庫法と定款
第3章 信用金庫の存在意義と役割―金融制度調査会・金融審議会
第4章 協同組合金融の効率性―借入者志向vs.預金者志向
第5章 信用金庫の特性と事業パフォーマンス
第6章 信用金庫事業の総合的指標―主成分分析
第7章 信用金庫の行動特性―所在地別、地域別、規模別
第8章 地域金融機関としての信用金庫
第9章 中小企業金融機関としての信用金庫
第10章 信用金庫の貸出金利決定
補章 『尼崎信用金庫70年史』に見る信用金庫の特質
著者等紹介
滝川好夫[タキガワヨシオ]
1953年兵庫県に生まれる。1978年神戸大学大学院経済学研究科博士前期課程修了(矢尾次郎ゼミ)。1980‐82年アメリカ合衆国エール大学大学院。1993‐94年カナダブリティシュ・コロンビア大学客員研究員。現在、神戸大学大学院経済学研究科教授(金融経済論、金融機構論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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