出版社内容情報
グローバル化が進むことによって、消費者行動の多国間分析の重要性が求められている。本書ではそうした問題意識の下、豊富な実証データを基に原産国イメージという理論で消費者行動をコミュニケーションの観点から捉え直すことを試みた。特に、反日感情と消費者エスノセントリズムなど、今日のわが国企業の課題と解決策提示する。
【著者紹介】
早稲田大学商学部学術院助教 博士(商学)早稲田大学
目次
多国間消費者行動研究の必要性
第1部 認知的原産国イメージ(認知的原産国イメージ効果研究;原産国イメージ効果の新展開―ブランドを中心とした原産国イメージ効果)
第2部 規範的原産国イメージ(消費者エスノセントリズム研究の理論;消費者エスノセントリズムの比較分析―アメリカ・中国・韓国・台湾)
第3部 感情的原産国イメージ(敵対心研究の影響と課題;パラドックス連想におけるコミュニケーション戦略)
第4部 原産国イメージに基づいたブランド戦略(ブランド・レバレッジ戦略)
本書の意義と今後の研究課題
著者等紹介
朴正洙[パクジョンスウ]
1970年ソウル市生まれ。銀行・商社勤務を経て、2001年成均館大学経営大学院修士課程修了(経営学修士)。2005年早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了(商学修士)。2012年同大学大学院商学研究科博士後期課程修了。2008~2010年同大学商学学術院助手。2011年同大学商学学術院総合研究所招聘研究員。2012年同大学商学学術院助教、博士(商学)早稲田大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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