内容説明
本書は、チーム作業方式への世界的な関心が高まった1990年代を中心としてチーム作業方式の展開過程を追うとともに、そこから得られた分析視点をもとにわが国や海外の作業組織の実態を検証しながら、チーム作業方式とは何かを明らかにすることを目的としている。議論の中心は、製造現場におけるチーム作業方式への関心が世界的に高まった1990年代におかれている。
目次
序章 本書の目的と構成
第1章 集団からチームへ
第2章 社会‐技術システム論とチーム作業方式
第3章 チーム作業方式の基本的特徴
第4章 チーム作業方式として見た日本の作業組織
第5章 製紙工場におけるチーム作業方式の事例研究
第6章 チーム作業方式の実態の国際比較
結章 チーム作業方式のこれまでと今後
付録
著者等紹介
森田雅也[モリタマサヤ]
1964年三重県生まれ。1987年神戸大学経営学部卒業。1996年神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程修了。現在、関西大学社会学部教授、博士(経営学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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