内容説明
本書は、日本の物流業がロジスティクス対応からサプライチェーン対応に移るプロセスにおいて、どのようなグローバル競争を展開しているのかを、主としてアジア物流に注目しつつ、実証的に論じたものである。その意味で本書の主たる視点は物流業の行動分析にあり、その中で日本の物流業がどのようなグローバル優位を達成しているのか、という課題に迫ろうとしている。
目次
第1章 ロジスティクス革新と国際物流業
第2章 国際経営のロジスティクス展開の基本問題
第3章 わが国海外現地製造業の国際ロジスティクス機能評価
第4章 日本企業のロジスティクス戦略拠点のグローバル性
第5章 SCM対応への道―国際物流業の戦略策定
第6章 アジア・太平洋物流市場における政策と戦略の総合評価
第7章 グローバル・ロジスティクスと戦略的連携
第8章 物流革新時代における海運と空運のインターラクション
第9章 港湾ロジスティクスの基礎構造
著者等紹介
宮下国夫[ミヤシタクニオ]
1943年西宮市に生まれる。1966年神戸大学経済学部卒業。1968年神戸大学大学院経営学研究科修士課程卒業。同年神戸大学経営学部助手。以後、講師、助教授を経て、現在、神戸大学大学院経営学研究科教授、商学博士
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