内容説明
本書では、日本的経営の構造的特質を分析し、新時代への積極的な対応をはかるべく、日本的経営の改革の方向性を示している。増補版では、第九章において、年功序列制度と共に従来までの日本的経営の構築の基礎となっていた終身雇用制度の改革問題を真正面から取り上げ、公的年金支給開始年齢引き上げ(六五歳)にも注目しながら、賃金形態が年功給から職務給へ急速に傾斜していくことを踏まえた上で、六五歳定年制、早期定年制、定年制廃止、に関する現実的・段階的改革方法と全面的な能力主義ないし契約主義を前提とする定年制改革の方向性について建設的な提案を行っている。
目次
第1章 序論
第2章 日本的経営の構造
第3章 日本型雇用制度の変革
第4章 経営参加の問題性
第5章 労務管理の活性化
第6章 経営管理の活性化
第7章 経営と勤労意欲
第8章 日本的経営の将来
第9章 定年制の改革
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