内容説明
本書の背景となっているのはマーケティング研究の変遷である。その中でも80年代以降に最も大きな研究主題となった「サービス品質」を巡る問題をマーケティング研究の一環として取り扱うために構想されたものである。サービス品質は、その概念、計測、評価といった一連の研究が実務からの要求もあり足早に進められてきた。そのために、統一性を欠き、基礎的な概念規定がおろそかにされてきたきらいがある。本書では、サービス(無体財)の概念規定から始めて、測定問題、消費者の評価過程の規定因を検討している。
目次
第1章 サービス分類と製品論
第2章 品質評価の測定と構造
第3章 知覚リスクとサービス消費
第4章 知覚品質の形成と情報取得行動
結章 まとめとこれからの展望
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